高知で住宅ローンを組むのに安心なのはどのローン?

こんにちは、岡村です。
皆さん、土地購入やお家を建てられる時、ほとんどの方が「住宅ローン」を利用するかと思います。
でも、住宅ローンって内容も分かりにくいし、どれだけ借りられるのか、
ちゃんと支払っていけるのか?どこの銀行のローンがいいのか?
初めてのことばかりでなかなか分からないですよね…。
なので今回は、住宅ローンのことについてサクッとお話していきます。
まず、大きい部分で知っておいてもらいたいことが、住宅ローンには、
「変動金利」、「長期固定ローン」、「固定金利選択型ローン」
この3種類があります。
まず変動金利というのは、毎月金利が変動します。
変動するということは、毎月“金利が変わる”ということです。
毎月金利が変わるということは、1ヶ月後や2ヶ月後の支払額がいくらになるか分からない、
ということになります。
これは、毎月の家計のやりくりを考えると、
来月は一体いくら住宅ローンの支払いをしなくてはいけないのか分からない、という状態。
家計の計算もしにくいですし、不安がありますよね。
実際、高知県ではこの変動金利を選ばれる方は少ないかと思います。
その理由は、やはり“毎月金利が変わる”ことへの不安です。
ただ、中には変動金利を選ばれる方ももちろんいらっしゃいます。
多く選ばれている代表は、イオン銀行さんの変動金利。
イオン銀行さんの変動金利は、0.52%と、とても低い金利です。
なぜ、こんなに低いかというと、各銀行には「基準金利」というものがあって、
イオン銀行さんの変動金利の場合、昨年12月の基準金利は2.37%。
その2.37%から、最大1.85%マイナスします、という仕組みのローンです。
この0.52%という金利はかなり低い金利なので、イオン銀行さんを選ばれる方がいらっしゃります。
ただ、気をつけておかないといけないのが、“基準金利も毎月変わる”ということ。
基準金利から1.85%マイナスされても、基準金利が高くなればなるほど、
実質支払う金額は高くなってしまいます。
毎月金利が変わるリスクがある代わりに、安く提供するという仕組みのようです。
次に長期固定ローンとは、その名の通り長期間、「金利」が固定されます。
固定されるということは、”金利が変わらない”ということです。
固定金利選択型とは、金利を選択することができますが、
その金利の固定される期間が決められています。
例えば、四国銀行さんの3年固定のローンだと、金利0.75%。
でも、固定されるのは3年間だけで、4年目からは金利が変わってしまいます。
先ほどお話した基準金利は、四国銀行さんの3年固定の場合、2.7%です。
これまで0.75%だったのが4年目から一気に2.7%になります。
ということは、当然月々の返済も高くなってきます。
簡単なシミュレーションをすると、3,000万円をボーナス払いなし、35年返済で
四国銀行さんの3年固定で借りた場合の返済額は、
当初3年間、81,235円/月
4年目以降、107,906円/月
総支払額、44,360,602円
となります。
では、長期固定のローンだとどうでしょうか?
聞いたことがある方もいるかもしれませんが、国の機関である住宅金融支援機構というところが扱っている、
フラット35という住宅ローンで比較してみます。
同じように、3,000万円を35年、ボーナス払いなしで借りた場合、
フラット35の今年1月の金利だと1.55%です。
1年目~35年目まで、92,591円/月
総支払額、38,888,438円
比べると、同じ3,000万円を借りても、返す金額が約550万円も違います。
今は住宅ローンの金利がまだまだ低いと言われている時代。
この金利が低い時期、長い期間金利が変わらない「長期固定ローン」の方が安心かと思います。
なお、フラット35にも、家の断熱性や耐震性が高い家だと、
金利がさらに低くなる優遇制度のフラット35sというのもあったり、
自己資金があるかないかによっても、金利が下がったりもします。
また、長期固定ローンはフラット35以外にも、高知県では、
四国銀行さん、伊予銀行さん、JAさんなど、いくつかの金融機関が取り扱っています。
それぞれ、メリット・デメリットもありますので、
各銀行の長期固定ローンとフラット35の詳しい内容については、また次回お話させてもらいますね。
なお、jigsawではこういった住宅ローンのご相談、土地探しのご相談、
お家づくりの流れ、お家についてのご相談など、
さまざまな家づくり相談会をおこなっています。
家づくりはほとんどの方が初めてなので、
分からないことばかりで当然です。
そんな家づくりに不安や悩みがある方はお気軽にjigsawにご相談ください(^^)
それではまた。